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掲載日:2006/01/10
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ネットワークの百科事典的存在の本
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発売:技術評論社
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本体価格 各:
\4,700
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ネットワークと一口に言っても、その言葉を聞いて思い浮かべるイメージは人それぞれに違っていることでしょう。インターネットを思い浮かべる人、電気通信を思い浮かべる人、ネットワーク管理を思い浮かべる人、ネットワークプログラムを思い浮かべる人・・・。実は、これら全てがネットワークと呼べるものです。
それでは、ネットワークとは何でしょうか。その疑問に答えてくれるのがこの本です。ネットワークという言葉のさすものが理解しにくいのは、ネットワークの範囲があまりにも広く、骨格をとらえにくいことに起因しています。
上下巻で約2500ページ、ネットワーク技術の集大成とも言えるこの本では、ネットワークを理論、実装、運用の3つの柱に分けて解説しています。
入門者にとっては入門書として、ネットワーク技術者にとっては専門書、辞書として、全てのネットワーク技術者が本書の対象になっています。
上巻は第三部までで構成され、ネットワーク理論に関する解説です。第一部で理論の基礎を説明し、前述の3つの柱に入る前にネットワークの全体像を捉えられるようになっています。ネットワーク各技術の基礎と各技術間の関係を理解し、第二部以降の詳細な解説にスムーズに入っていけるようにするための導入部にもなっています。各部は独立した内容になっているのでどこから読み始めてもかまいませんが、第一部は、入門者だけでなくすべての読者が最初に読むと良いでしょう。入門者は基礎知識の習得、それ以外のネットワーク技術者は基礎知識をより確かなものにすることができます。第一部に続く第二部ではTCP/IP技術、第三部ではそれ以外の標準化技術について解説されています。
下巻は第四部と第五部、付録で構成されています。第四部で実装、第五部で運用、付録では最新動向の情報収集に役立つホームページの紹介、用語集、さらに知識を深めるための参考資料一覧などが掲載されています。
ネットワーク技術はお互いに網のように関連しているので、どれか一つだけを学習して理解するのは難しいです。そのうえ、時と共に変わっていきます。ネットワークの全体像をしっかりととらえ、個別の技術の行き先を予測する道しるべが必要になってきます。この本がその役割を果たしてくれることでしょう。
ネットワークに関わる人すべてが、いつもそばに置いて活用したい本です。
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藤田 喜美恵
【いものホームページ】
INETA Japan 正会員
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掲載日:2006/01/10
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プログラマとしての世界観をしっかりと持ち、自己研鑽し続けるための指南書として
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発売:日経BPソフトプレス
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本体価格 各:
\6,100
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プログラマとしてある程度経験を積み、日常の業務としてのコーディング程度であれば苦もなくこなせるようになって、さてこれから何を学んでいけばいいだろうかと考えあぐねたことはありませんか。
あるいは、書籍や雑誌、各種セミナーやワークショップからインターネットまで、氾濫する情報におぼれて自分の中にどう吸収していけばいいのかわからなくなったことはありませんか。
詳細設計の読解と言語の習得さえしていればいいというものではないという危機意識はある、しかしどのように解決し前進していくべきなのかがわからない。
このような思いを抱いているプログラマは少なからずいるのではないでしょうか。
不運にして筆者は巡り会うことができませんでしたが、上記の悩みに応えるべく「CODE COMPLETE」という名書が10年前に発行されていました。
以来10年の間にプログラミングを取り巻くさまざまな要素が変遷または発達し、プログラマたちが自分のアイデンティティを確立させることがますます難しくなってきました。
そんな混沌とした状況を吸収し、徹底した増補改訂のもと「CODE COMPLETE 第2版」が出版されました。
本書は、プログラミングに必要な一連の事柄を「コンストラクション」という言葉で定義し、余すところなく過不足なくコンストラクションのすべてに言及しています。
あくまでもプログラマ/プログラミングを中心に置き、上流行程や設計などの「遠い」項目については「コンストラクションとの関わり」という視点から浅く広く、核となるコーディングからテスト・デバッグ・その他のコード改良については実に濃密に説明しているという点で、プログラマのなすべきことを網羅した優れた解説書となっています。
また著者が前書きで述べているように、これは著者の1プログラマとしての世界観であり、議論の提起でもあります。
本書を入手された方は、日常の中で発生するさまざまな障壁にぶつかるたび、著者の論をひもとき、自らの意見とぶつけ合わせ、反芻していく中で自分の世界観を構築し、より強固なものとしていくことができるでしょう。
さらに、コンストラクションの全体像が把握できるという点に加え、あらゆる項目に対して豊富な参考資料を提示(邦訳のあるものは併記されています)している点で、格好の入門書とも言えます。
上下巻合わせて1,000ページ以上という大書ですがあえて初級者も含め、初級〜上級者向けとしてお勧めします。
学校で学んでいる最中の方、趣味でプログラミングをされている方、経験の浅い方など初級の方は、おもしろそうなところから拾い読みをしてみましょう。
お勧めは下巻第7部「第33章 個人の資質」〜「第34章 ソフトウェア職人気質とは」です。技術的な要素以前に、性格や心構えもがプログラムの質に大きく関わっていくということが、興味深く描かれています。
ある程度経験を積んだ中級者の方は、一度通読してみましょう。読み進むにつれ知りたいこと、学びたいことがどんどん自分の中で明確になっていきます。また、視野をもう一段階広げる得難いチャンスともなります。
ポリシーを持ったプロフェッショナルである上級者の方には、手元に置いて繰り返し読み込むだけの価値があります。問題を解決するための絶好の議論相手となるでしょう。
筆者がここ数年読んだ書籍の中では、トップクラスの良書です。賞賛をもってお勧めします。
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今村丈史
【猿頁】
INETA Japan 正会員
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