取締役の競業避止義務 (大阪市立大学法学叢書)
価格:6720円
著者:
北村 雅史
出版社:
有斐閣
商品情報:補助的行為であっても取締役・会社間に競争関係が生じているとき、取締役が会社に先んじてその取引を行ってしまうことを許容するのが法の趣旨であるとは解されない。そこで、商法264条の適用範囲外にあるものまで含めた、広い意味の取締役の競争的取引規制法理を構築する必要がある。また、取締役の競業禁止規定は、もともと取締役個人の利益と会社の利益が相反する古典的な競業を念頭において制定されたが、今日的問題として、企業結合関係における兼任役員の営業取引行為が形式的に競業禁止にかかるとき、それについては従属・関連会社を通じた事業展開という企業戦略の尊重、従属会社株主の保護といった新たな規制理念をもって対処する必要があろう。本書はこのような問題意識の下に、幅広い視点から取締役の競業についての規制法理のあり方を検討するものである。(楽天商品情報)
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